ラーメン大好きライザーです。
今回は下北沢にある貝麺みかわに行ってきました!
貝麺みかわの店主さんは福岡でホテルの和食料理長の経験があり、その経験を活かした貝出汁をベースとしたラーメンはどれもかなりのクオリティ。
最近ではテレビをはじめ様々なメディアで紹介されています。
ちなみに、今回私が食べたのは月限定の「花咲ガニと貝のらぁめん」。
あっさりとした蟹の出汁が身体に染み渡る、これぞ冬を感じさせる一杯でした。
1番人気の貝のみを使った特製貝麺↓
下北沢:貝麺みかわの特製貝麺を食べてみた【ラーメンレビュー】
貝麺みかわ 店舗情報
店名 | 貝麺みかわ |
住所 |
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-25-4 |
電話番号 | 03-6407-8038 |
営業時間 | 11:00〜15:00頃/17:00~20:45L.O. |
定休日 | 無休 |
公式Twitter | https://twitter.com/kaimenmikawa |
今回訪れたのは水曜日の17時30分過ぎ。
並びはなく、前客は1人のみ。
メニュー
券売機に描かれている貝のマークが多ければ多いほど“貝感”をしっかりと感じられます。
なので「貝出汁をガッツリ楽しみたい」という方は、貝のマークが4つ付いている貝麺(貝白湯)が1番オススメです。
ちなみに、今回私が頼んだ「花咲ガニと貝のらぁめん」は“貝1つ”なので、貝出汁感は最低限。
実際、貝の風味や出汁は控えめに感じましたが、その分蟹の風味や旨味を堪能できました。
口コミ レビュー
2024年1月現在、Googleの口コミは364件のレビューに対して☆4.3、ラーメンデータベースのポイントはレビュー103件に対して92.369ポイントでした。
前回訪れた時と比較してGoogle、ラーメンデータベース共にレビューの件数が多くなってきたにもかかわらず、かなり評価は高めです。
まず、高評価の意見から紹介していくと、「ラーメンの完成度が高い」これに尽きます。
とにかく、ラーメンの完成度に対する評価がかなり見受けられました。
例えば、
「滑らかでモチモチした平打ち麺がスープと相性抜群」
「チャーシューは素材の旨味を感じられる」
「スープ、麺、トッピングいずれも上質で期待を裏切らない」
といった感じで、とにかくラーメンに対する高評価が非常に多かったです。
低評価の意見については、私が探した限りだと「店の狭さ」以外は特に見受けられませんでした。
価格も都内のラーメン屋としては平均的な価格設定で、むしろ価格以上にめっちゃ美味しいのでデメリットに感じたことはありませんね。
花咲ガニと貝のらぁめん~あん肝とカニ味噌のペースト添え~を実際に食べてみた
今回は、特製花咲ガニと貝のらぁめん(1,400円)の麺大盛り(150円)本日の限定ごはん(250円)を頼みました。
合計1,800円とラーメンとしてはかなり割高。
アップにしてみるとこんな感じ。
蟹出汁の良い香りがしてきます。
チャーシューはデフォルトで上から「豚肩ロース」「鶏むね」「豚バラ」の3種類。
それぞれ1枚ずつ付いていて、それが特製だとチャーシューが盛りだくさんになります。
とはいえ、チャーシュー自体はしっとりと1口で食べられるほどのサイズなので、少食の方でも特製トッピングは余裕で食べられるかと。
ということで、早速スープからいただいてみました。
まず、スープ自体は全体的にかなり優しい味わいで、蟹出汁が前面に出ています。
旨味自体もそこまで強くなく、貝出汁で補強しているような印象。
ですが、貝出汁については食券機にも書かれていた通り“貝度1”のため、貝の香りや旨味は最低限。
味付け自体は最低限ではあるものの、味が薄いとは感じませんでした。
あくまで「花咲ガニの風味と旨味を楽しむための蟹出汁ラーメン」といった感じです。
こういったシンプルながらも味わい深いラーメンを作れるのも、元和食料理人だからこその技術なのかもしれません
続いて麺をリフトアップ。
麺は平打ちの中細麺で、水で締めているということもあって、かなりコシの強さを感じる主張の強い麺となっています。
元々が貝出汁という魚介系に合わせて作られた麺なので、蟹出汁のラーメンともよく合っている気がしました。
更に、ここで小鉢で付いてきた「あん肝とカニ味噌のペースト」を加えることで、より魚介の風味と旨味が追加され、味わい深くなります。
あん肝も蟹味噌も濃厚ではありますが、スッキリとした味わいなので、あっさりとした蟹出汁のスープとの相性は最高です。
ただ、ペーストの量はかなり少量なため、じっくり味わって食べる必要があります。
最後に「本日の限定ごはん(Mixチャーシュー旨タレごはん)」。
貝麺みかわは何度も訪れたことがあるお店ですが、実はご飯ものを頼むのは今回が初めて。
肉はぶつ切りで肉感しっかり、旨タレの味も比較的強めで食べごたえがあります。
もちろん、スープをかけて食べても最高でした。
あっさりラーメンとは対局にありますが、これはこれで中々美味しかったです。
次回訪れる時は別のご飯モノにも挑戦してみようかと思います。
花咲ガニと貝のらぁめん~あん肝とカニ味噌のペースト添え~の評価
麺・・・平打ちの中細麺でツルツルとした舌触りとモチモチとした触感が特徴。スープもしっかりと絡めてくれる。
スープ・・・伊勢海老の出汁感をしっかりと感じるあっさりとしたスープ。バターとトリュフの味変も最高。
豚ばら(左)・・ジューシーな肉感。焼いた時の香ばしい香りが心地よい。
鶏むね(中央)・・・しっとり肉がホロホロとほどけるような触感で香り付けがされている。ほどよく厚みがあって食べ応えもあります。
豚肩ロース(右)・・・しっとりもちもちとした触感で味染みは控えめ。豚本来の味を楽しめる。
チャーシューは一口サイズで食べやすく、それでいてしっかりとした肉感を感じられてめっちゃ美味しいです。
金銭的に余裕があれば、ぜひ特製トッピングを頼んでみてください。
味玉・・・味染みは控えめで、黄身の豊かな風味が感じられる。
蟹出汁の旨味と風味を味わえるさっぱりとした一杯
ということで、貝麺みかわの「花咲ガニと貝のらぁめん~あん肝とカニ味噌のペースト添え~」を食べてみました。
蟹出汁の風味が効いた冬の風物詩でもある「蟹鍋」を彷彿とさせる一杯で、全体的に旨味も塩味も抑えられていて、かなりあっさりとしています。
ただ、あっさりとしつつも“物足りなさ”は一切感じさせず、最低限の味付けで花咲ガニ本来の旨味を引き出している様な気がしました。
濃厚なラーメンやしょっぱいラーメンが好きな方には合わないかもしれませんが、寒い冬に美味しい蟹出汁の効いたラーメンは最高なので、興味のある方はぜひ食べに行ってみてください。
ちなみに「花咲ガニと貝のらぁめん」は1月限定メニューです。
そのため、あっという間に別の限定メニューに切り替わってしまうので注意してください。
まぁ貝麺みかわの限定メニューはどれもクオリティが高いので、逃したとしても全然気にする必要は無いと思いますが。