川越:中村屋総本山の濃厚煮干しそばを食べてみた

ラーメン大好きライザーです。

今回は川越にある人気店『中村屋総本山』に行ってきました。

中村屋総本山は川越市内はもちろんのこと、埼玉県全体で見てもトップクラスに人気のある煮干しラーメン店。

埼玉県内だと「四つ葉」「狼煙」「よしかわ」「オランダ軒」「深緑」辺りが全国的にも名前が知れていて、中にはカップ麺を出しているお店もあります。

で、中村屋総本山もこれら超有名店に並ぶのではないか?って言われるくらいには人気のあるお店とのこと。

ということで、実際に食べてみましたが、まぁ煮干しが濃厚で麺も負けないくらい主張強めでとても美味しかったですね。

私が知ってる限り、埼玉県内にここまで濃厚な煮干しラーメンの店って多分ありませんから、間違いなく埼玉No.1だと思います。

中村屋総本山 店舗情報

店名 中村屋総本山
住所

〒350-0855 埼玉県川越市伊佐沼397-3

電話番号 049-236-3704
営業時間 11:00~15:00/18:00~21:00
[日] 11:00~15:00/18:00~20:00
[月、火] 11:00~15:00
定休日 無休
公式Twitter https://twitter.com/nakazan1

今回は平日金曜夜の18時ごろ、開店から数分後に来店。

並びはなかったものの、後から人が入ってきてほぼ満席状態。

夜の早い時間帯かつ周辺に何もない地域ということを考えると、休日や昼時だと並ぶ可能性が高いです。

メニュー

麺の量は並・中・大が選択可能で、全て同一料金。

麺の固さはデフォルトが固めで、バリ固・柔らかめも選べます。

卓上には胡椒、お酢、醤油、唐辛子、内蔵オイルが置かれていました。

内蔵オイルについては後ほど紹介します。

口コミ レビュー

2023年12月現在、Googleの口コミは713件のレビューに対して☆4.1、ラーメンデータベースのポイントはレビュー331件に対して95.801ポイントでした。

レビューの件数も多く、評価もかなり高いです。

中村屋総本山の濃厚煮干しそばを実際に食べてみた

今回は濃厚煮干しそば(820円)と混ぜ玉(150円)を頼みました。

麺量は並(180g)で、麺の固さはデフォルトの固めで注文。

見た目からしてかなり濃厚そうな色のスープをしていますね。

アップにしてみるとこんな感じ。

透明感は一切なく、油もそこまで多くなさそう。

ということで、早速スープを一口。

まず、スープはビター感がかなり強めで、ドロっとした舌触り、かえしもかなり効いていて、これぞ“濃厚”といった感じ。

ただ、煮干し独特の臭さはなく、クリアでスッキリとまではいかないものの、くどさは全くありません。

何なら無限に飲めるくらい純粋な煮干しの旨味を堪能できて、めっちゃ美味しかったです。

続いて麺をリフトアップ。

麺は自家製の中細のストレート麺で、パツパツした食感と滑らかな舌触りが特徴的。

麺にエッジが付いているため、麺を噛んだ時の食感が心地良い。

やはり煮干しラーメンは比較的細麺で主張強めの麺が最高ですね。

っていうか混ぜ玉を頼んだ分、麺量を“並”にしたことを後悔しました。

これなら中盛・大盛りも全然食べられたかもしれません。

続いて「DANGER」と書かれていた『内蔵オイル』を試してみました。

内蔵オイルはニンニクの香りとオイル感、魚の旨味が前面に出ていて、煮干しの味をより強めに引き立たせてくれます。

魚の内蔵独特の匂いもしますが、そこまで強くは無かったです(全然DANGERではなかった)。

ライザーライザー

内蔵独特の匂いは、秋刀魚などの内蔵を食べた時に感じる風味と似たモノだと思ってもらえれば想像に容易いかと

続いて混ぜ玉。

150円にもかかわらず、トッピングが盛りだくさん。

都内なら250円はしますね。

“混ぜ玉”ということで、最初はしっかりかき混ぜてそのまま食べてみました。

やはり混ぜ玉オンリーだと麺の食感が強めで味をしっかりと堪能できます。

ライザーライザー

麺の味を楽しみたいなら混ぜ玉がオススメ

かえし感はそこまで強くは感じませんでした。

次は余ったスープに投入して食べてみました。

混ぜ玉に少量のかえしが入っているため、より煮干しスープがしょっぱくパンチのあるものに変化しました。

ただ、このしょっぱさがたまらなくクセになる。

ライザーライザー

500mlのペットボトルが秒で無くなるくらい喉が乾きました。それだけ塩分濃度は高めってことです

濃厚煮干しそば 評価

麺・・・自家製の中細のストレート麺で、パツパツした食感と滑らかな舌触りが特徴的。麺にエッジが付いているため、麺を噛んだ時の食感が心地良い。

スープ・・・ビター感がかなり強めで、ドロっとした舌触りで濃厚。かえしもかなり効いていてしょっぱめな味付け。ガツンと強烈な煮干しの旨味が味わえる。

チャーシュー・・・チャーシューというよりかは角煮。分厚く身はしっとり脂身はトロトロ。味付けしっかりめで美味しい。

黒ばらのりはほんのり味が付いていました、磯の香りはほどほど。

玉ねぎのアクセントは煮干しラーメンとの相性バッチリ。

中盛以上にするなら、トッピングで玉ねぎとか白髪ねぎを追加するのは全然アリ。

後、お腹に余裕があれば半ライスでも良いので、絶対にライスは頼んだ方が良いです。

濃厚な煮干しスープとライスが合わないわけがありません。

濃厚でパンチのある超絶美味しい煮干しラーメン

ということで、川越にある中村屋総本山の濃厚煮干しそばを実際に食べに行ってきました。

取り敢えず、煮干しラーメンとしてはトップクラスに濃厚でめっちゃ美味しかったです。

特に、強めに効いた煮干しの旨味とビターなスープが最高で、それでいて臭みがなかったので、煮干し本来の味を楽しめたような気がします。

ライザーライザー

濃い味付けが苦手な方は、普通の「煮干しそば」や「煮干しそば 白醤油」もオススメ

自家製麺もそこまで個性は強くないものの、スープとの相性はバッチリで無限に食べられるくらい麺自体のクオリティが高かったです。

後、私がいつも東京で食べてるせいもあって、コスパの高さにも度肝を抜かれました。

濃厚煮干しそばは多分煮干しもふんだんに使っていると思うので、東京だと1,000円は軽く越えてくると思います。

それが中村屋総本山ではラーメン820円で混ぜ玉も頼んで1,000円以下、しかも麺の量も無料で選べますから、もう最高ですね。

もちろん、値段云々は置いといて、煮干しラーメンとしての完成度はめちゃくちゃ高いので、煮干し好きの方は川越観光のついでにぜひ1度訪れてみてください。

ちょっと不便な場所ではありますが、めっちゃ美味しい煮干しラーメンが食べられます。