ラーメン大好きライザーです。
今回は経堂にある『横浜家系ラーメン ひじり家』に行ってきました。
ひじり家は武蔵家東名川崎店(新中野系武蔵家)で12年間修業された店主がやっている家系ラーメンのお店で、武藏家の系譜を系譜を組んでいます。
ちなみに、中野・武蔵家の大元はたかさご家というオリジナルの家系です
味付けは家系総本山の吉村家系列とは異なり、豚骨のクリーミー感とかえし感が強めです。
また、武藏家ならではのご飯のおかわり自由だったり、トッピングに九条ネギや“キャベチャー”もあります。
さらに、家系ラーメンではかなり珍しい“辛さ”のトッピングも可能です。
家系の本家である吉村家の味とは異なるものの、非常にバランス感のある家系ラーメンでした。
なので、家系好きな方でも安心して食べられるかと思います。
横浜家系ラーメン ひじり家 店舗情報
店名 | ひじり家 |
住所 |
〒156-0052 東京都世田谷区経堂1-19-5 |
電話番号 | 03-5477-2003 |
営業時間 | 11:30〜24:00 |
定休日 | 無休 |
今回は火曜日(ゴールデンウィークかつコロナ)の昼12時20分頃に訪れましたが、並びは全く無くすんなり入ることができました。
メニュー
※2024年9月時点のメニューです。
レディースラーメン(女性・お子様限定)を食べるとアメが貰えるみたいです。
のりは九州有明海産の極上海苔、ネギは京都産の九条ネギを使用しているとのこと。
素材に対してのこだわりが見られます。
卓上調味料は胡椒、ラーメン用のお酢、胡麻、豆板醤、おろしにんにく、きゅうりの漬物がありました(柴漬けの写真は撮り忘れました)。
特にお酢は良いですね。
さっぱり食べられるというのはもちろんのこと、醤油がまろやかになって豚骨がくっきりと浮き出てくるのが個人的に好み。
後、しょうがも店員さんに頼めば持ってきてくれます。
私は頼み忘れました。
口コミ レビュー
2021年4月現在でのGoogleの口コミは153件のレビューに対して☆3.8、ラーメンデータベースのポイントはレビュー8件に対して72.370ポイントでした。
口コミ、レビュー自体の数が少ないので何とも言えませんが、評価自体はまずまずといったところです。
まず、高評価の意見としては、
「醤油感と豚骨のバランスが良い」
「店員さんの雰囲気がいい」
といったものがありました。
逆に、低評価の意見として、
「味が濃すぎる(反対に薄すぎるという意見もある)」
「店員の私語が気になる」
といった意見もありました。
味の濃さに関しては味濃いめとか薄めとかで調節するしかないですね。
とはいえ、初訪問時に味の濃さがどれくらいなのか見極めるのは中々難しいので、何とも言えませんね。
後、味が薄いというコメントの中には豚骨感が薄いというのもありましたが、私が訪れた際は特にそういったことは感じませんでした。
もしかしたら、日によって味のバラツキがあるのかもしれません。
でも常連さんっぽい人が味が安定しているとも書いているので一体どちらが正しいのか・・・
店員の私語に関しては、私が訪れた際もありました。
男性2人がお店をやっていて、会話の内容に関しては日常会話程度で、常連さんともやりとりをしている姿も見受けられました。
私は店員の私語はあまり気にならないタイプですが、気になる方にとってはちょっとうるさく感じるかもしれません。
接客中もかなり大声だった
ただ、個人的には六角家みたいにギスギスした感じでやっているよりかは、少しくらい会話があった方がむしろ良いような気がします。
まぁ私も気にしないとはいえ、どちらかと言えば私語は無い方が良いとは思いますけどねw
ひじり家でひじりラーメンを実際に食べてみた
今回食べたひじりラーメン(並)はいわゆる特製トッピングのようなものです。
普通のラーメンにプラスしてチャーシュー1枚、半熟味玉、極上のり3枚、ほうれん草ちょっと多めが付いてめっちゃくちゃお得!
見た目は王道の家系ですね。
スープの味は“普通”ではありますが、しっかりとした塩味と豚骨の旨みがあります。
舌触りもトロみが付いており滑らかで、丼の下にはザラザラとした豚骨も沈殿していて、これぞ家系といった感じですね。
個人的に味濃いめ脂多めで食べるのはちょっとキツそうかな?
続いて麺をリフトアップ
他の家系ラーメンの麺と比較すると若干細め。
茹で加減は“普通”ですが、食べた時の触感はコシがほどよくモチモチとしていて、小麦感も感じる食べ応えのある麺でした。
普通の家系の“硬め”と同じくらいの硬さなので、最初は普通で食べてみると良いかもしれません。
そして家系といったら白飯!
スープに浸したり、のりで巻いたり、ニンニクや豆板醤、胡椒などの卓上調味料で色々とアレンジを加えながら食べるのが面白いんですよね。
しかもめっちゃくちゃ美味しい!
九条ネギラーメン・キャベチャー・麺硬め・味濃いめも頼んでみた
別日にネギラーメンとキャベチャー、麺硬め、味濃いめで頼んでみました。
取り敢えず、ネギの量が半端ないですね。
ネギ自体は辛み少なめで、爽やかな香りがめっちゃ良いですね。
こんな感じで麺と絡めて食べると、味濃いめのスープをネギが中和してくれます。
ただ、個人的に家系にはやっぱりのりとほうれん草が1番好きかな?
正直、ネギラーメンは「ネギがめっちゃ好き」って方以外にはあまりオススメできません。
私もネギは好きな方ではありますが、この量はちょっとしんどかったですw
続いてキャベチャー。
キャベチャーはごま油で和えてあって、味付けも程よくしてあるのでそのままでも食べられます。
ただ、キャベチャーは冷たい状態で提供されるので、スープに浸して食べるのがベスト。
もちろん、ご飯の上に乗せて食べるのも良いですね。
キャベチャー単体の味付けはそこまで濃くないので、スープと一緒に食べてもしつこさは感じません。
なので、トッピングとしてキャベチャーを頼むのは割とアリ。
後、今回味濃いめ、麺硬めを試してみましたが、味濃いめにすると麺の小麦感を感じられなくなってしまうので、無難に“普通”で頼むことをオススメします。
ただ単に九条ネギの主張が強かっただけかもしれませんが
麺に関しては、“硬め”にしたものの、正直そこまで差は感じられませんでした。
ひじりラーメンの評価
麺・・・家系にしては若干細めで湯で加減普通でもコシと小麦感をしっかりと感じる
スープ・・・醤油感と豚骨感をしっかりと感じ、若干濃い味付けだがバランスがよく、重く感じない
チャーシュー・・・厚みのあるチャーシューで、味付けは控えめ。脂身もほどよく乗っていて食べ応えがある
半熟味玉・・・黄身の味付けは濃い目だが、スープほどではなく、一体感がある。白身はプリプリとした触感
トッピングは王道の家系ではあるものの、どれをとっても高品質。
シャキシャキのほうれん草を一緒に絡めて麺をすすったり、麺にのりを巻いて食べるのも良いアクセントになります。
本家とは違うが、しっかりとした家系の味
ということで、横浜家系ラーメン ひじり家でひじりラーメンを食べてみました!
久しぶりにちゃんとした家系を食べられたので大満足です。
スープも豚骨のクリーミー感とかえし感が強くパンチがあり、細麺ながらもコシがほどよく残ったモチモチとした食べ応えのある麺との相性はバッチリ。
トッピングに関してもこだわりが見受けられ、家系の中でも比較的完成度は高め。
ちなみに、家系のタイプとしては修行先ということもあって新中野・武蔵家系列の味にかなり近かったです。
私も新中野の本店には行ったことが無いのですが、味は麺以外武蔵家とほぼ変わりませんでした。
最近ちゃんとした家系を食べていないので評価が正しいかは分かりませんが、多分家系好きであれば結構好きなタイプだと思います。