ライザーです。
今回は、私が前からずーっと行きたかったお店、ミシュラン1つ星のラーメン屋。
Japanese Soba Noodles 蔦に行ってきました!!!!!
ラーメン好きの方でなくても知っているレベルの超有名店。
巣鴨時代は並びすぎて食べに行くことができませんでしたが、代々木上原に移転した後は席数にも余裕ができ、コロナ禍ということもあって並びもそこまでないということで満を持していくことにしました!
※追記 お店リニューアル後に改めて行ってきました!▼
Japanese Soba Noodles 蔦 店舗情報
店名 | Japanese Soba Noodles 蔦 |
住所 |
〒151-0066 東京都渋谷区西原3-22-4-B1 |
電話番号 | 03-6416-8666 |
営業時間 | 昼 11:00〜15:00 夜 17:00〜20:00 |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) |
公式サイト | https://www.tsuta79.tokyo/ |
公式Twitter |
https://twitter.com/jsntsuta |
今回は土曜日の昼12時頃に来たのですが、一切並びなく入ることができました。
ミシュラン1つ星ということで並ぶのかなぁと思ったのですが、並ばずに入れてよかったです。
あ、そういえば公式Twitterでお店の混雑状況を報告しているみたいなので、訪れる際はTwitterで確認してみると良いかもしれません。
メニュー
ノーマルの中華そばでも1200円とかなり割高。
これは普通に食べても2000円くらいはいきそうです。
ちなみに、値段は時期によって結構変動するらしい
カウンターには既にメニューと箸、レンゲが置かれていました。
お冷はラーメン注文後に来ます。
※追記
メニューが大幅に変更されたようなので、詳しくは公式サイトを参考にしてください。
口コミ レビュー
2020年11月現在、Googleの口コミは1718件のレビューに対して☆4.2、ラーメンデータベースのポイントはレビュー45件(移転前は536件)に対して95.118ポイント(移転前は95.731ポイント)でした。
ミシュラン1つ星ということもあって、レビューの件数も多く、評価もかなり高いです。
高評価のレビューはやはり「最高」「美味しかった」といった意見が大半で、まぁマズイ訳が無いよなって感じです。
ちなみに、特製醤油そばを食べた方の意見に関しては、
「お肉それぞれ特徴があって楽しめた」
「ダシの香りがいい」
といった感じでした。
ただし、実際にレビューを見てみると少なからず低評価の意見もあります。
特に、
「ラーメンの値段が高すぎる(格式が高すぎる)」
「接客態度がよろしくない」
といった意見が多かったです。
接客に関しては私が訪れた時は特に何とも思いませんでしたが、少しサッパリとした印象を受けました。
でもそれが悪いかと言われたらそういうわけでもなく、それでもミシュラン1つ星の接客としてはどうなのか?と言われたらちょっと微妙な気がしなくもないといった感じです。
やっぱりミシュランっていうのがお店のハードルを上げちゃってるのかな?
ラーメンの値段に関しては確かに高いです。
普通のラーメンで1200円、特製トッピングで1400円っていうのは普通のラーメン屋では考えられませんから。
ですが、その分食材にもこだわっていて、トリュフとかA5黒毛和牛とか北京ダックとか良い食材を使っているので仕方ないのかなと思います。
ただ、そのこだわりのせいでラーメン屋として格式が高く感じてしまって人によっては合わないと思ってしまうのかもしれません。
店内もオシャレで高級感がありますし、提供されるラーメンもフレンチっぽい見た目ですから。
格式が高いと思われてしまうのも仕方ないです。
Japanese Soba Noodles 蔦で特製醤油そばを実際に食べてみた
カウンターで待つこと約10分、ついにラーメンが到着しました。
今回は特製醤油そばとA5黒毛和牛脂ガーリックご飯を頼みました。
正直、特製醤油そばだけでも量が多いので注文する際は注意してください。
まず、見た目は完全にラーメンの域を超えています。
っていうかトッピングが凄いですね。
もうこれはトッピングじゃなくてフルコースの一部って感じ。
取り敢えず最初はメインのラーメンから見ていきましょう。
まずこのラーメン、カウンターにいる時点からもう醤油とトリュフの香りが凄かった!
アップにしてみるとこんな感じ。
見た目は結構シンプルで、油はそこまで多く無いですね。
ちなみに、醤油そば単体の値段は1200円と少々お高め。
まず最初にスープをいただいたのですが、スープに関しては物凄く綺麗にまとまっていて、個人的には貝出汁とポルチーニ茸の旨みを中心に動物系や魚介系の出汁類が補強している印象を受けました。
これまで結構変わり種の醤油ラーメン(醤油のキレや鶏出汁を強調したものなど)をいっぱい食べてきましたが、それらとはまた違った印象の醤油ラーメンで面白かったです。
しかも出汁もムール貝やポルチーニ茸以外にも魚介や鶏、豚など結構多彩な食材でスープを構成しているにも関わらず全然雑味を感じたりコッテリとしていなく、スッキリと飲めるというのがまた凄い。
続いて麺をリフトアップ。
ツルツルとした触感の全粒粉細麺ストレートで、のど越しを重視した麺でほどよくコシもありました。
麺とスープの相性は最高と言っても良いでしょう。
もう麺がズルズルと進んじゃいます。
後、トッピングもネギも中々面白くて、ネギ自体は太めの切ってあり、普通のネギとは違って主張が強かったです。
これを麺と絡めて食べるとシャキシャキ感が良いアクセントになってなかなか良い感じ。
続いては私の大好きな穂先メンマ!
コリコリとした触感が良いアクセントになっています。
チャーシューは2種類あり、1つは低温調理されたロースチャーシュー。
モチモチとした触感で噛めば噛むほど肉の旨味が染み出てくる。
もう1つはイベリコ豚純血ベジョータバラチャーシュー。
トロトロとしていて、上に乗っかっている黒いバルサミコトリュフクリームの酸味がチャーシューの脂とうまく調和しています。
とはいえ、この甘酸っぱい味はラーメンに合う合わないで賛否が分かれそうです。
私はフレンチっぽさがあって良いと思いますが。
続いては特製トッピング。
正直、これが中々の曲者で、見た目だけではちょっと分からないかもしれませんが、中々の量があります。
食べ方としてはスープに浸してもそのまま食べても良いとスタッフの方に教えてもらいました。
まず、一番左の3枚の肉はロースチャーシューフランボワーズソース(ラズベリーのジャムみたいなもの)で、甘酸っぱいソースとモチモチとしたお肉の相性が中々良い感じ。
これぞフレンチといった印象を受けました。
右側は上から順に天草大王の北京ダック風、香港式鶏叉焼、A5黒毛和牛SUKIYAKI、青森シャモロック味玉、九条ネギといった感じになっています。
どれもラーメンのトッピングとは思えないほどクオリティが高く、素晴らしい完成度となっています。
特に、中央のA5黒毛和牛SUKIYAKIは低温調理されており、肉質が柔らかくトロトロで、上に載っている卵黄を使ったサバイヨンソースもフルーティな味わいでフレンチ感たっぷり。
あまりSUKIYAKI感は無かったのですが、それでも美味しかったです。
ただ、正直個人的にはトッピングという感じはなく、むしろラーメンにトッピングするのはあまりオススメしません。
というのも、先ほど話した通り、一部トッピングに添えてあるソースが甘酸っぱいものやフルーティな味となっており、ラーメンのトッピングとして合っているかと言われたら微妙なところです。
実際、私も甘酸っぱいフランボワーズソースをレンゲに入れてスープに溶かし入れて飲んではみたのですが、ちょっと私の口には合いませんでした。
そのまま食べる分には十分美味しいんですけどね。
ちなみに、特製トッピングの値段はラーメンよりも高い1400円となっています。
まぁこれだけ良い食材使っていれば妥当かなとは思いますが、やはり少々高く感じてしまうかもしれません。
最後にA5黒毛和牛脂ガーリックご飯。
450円ということもあってそれなりに量が多かったです。
まず、ご飯はほどよくパラパラとしていて、ニンニクチップがガツンと効いていて、いかにもガーリックライスといった感じでした。
味付け自体は至ってシンプルで、タレが効いていて、牛脂の旨みがほのかに感じます。
そして、このライスとスープの相性が絶妙で、スープを一口含んだ後に、ご飯を食べるのが超美味しい。
お腹に余裕があれば是非頼んで貰いたいです。
特製中華そば 評価(ラーメンのみ)
麺・・・ツルツルのストレート細麺でスープとの相性〇
スープ・・・貝出汁とポルチーニ茸の旨みを中心に動物系や魚介系の出汁類が補強している印象を受けるスープ。他にはない独特の醤油ラーメン。
ロースチャーシュー・・・モチモチとした触感で、噛めば噛むほど肉の旨味が染み出てくる。
イベリコ豚純血ベジョータバラチャーシュー・・・トロトロとしていて、上に乗っかっている黒いバルサミコトリュフクリームの酸味がチャーシューの脂が良い感じにマッチしてる。
味玉・・・ほどよく醤油が効いていて、優しい味。丁度良い半熟加減。
高級フレンチと錯覚してしまいそうなラーメン
ということで、ミシュラン1つ星のラーメン屋、Japanese Soba Noodles 蔦に行ってきました。
まず、ラーメンに関しては文句無しで超美味しかったです。
最近東京では醤油のキレの良さや鶏出汁を最大限活かしたラーメンなど流行っていますが、それらの醤油ラーメンとは全く異なる“蔦”独自の醤油ラーメン感があって非常に良かった。
やっぱりポルチーニ茸とかムール貝といった食材から出汁を取っていたり、チャーシューにバルサミコトリュフクリームを使用していますから。
そういうというところにフレンチさがあって、それが独創的な印象を受けるんだと思います。
後は特製トッピングですね。
これもフランボワーズソースやサバイヨンソースを使用しているので、もうフレンチそのものと言っても良いでしょう。
なので、全体的な印象としては高級フレンチなんですよね。
値段もラーメン屋にしては高いというところもありますがw
もちろん、値段相応にトッピングのクオリティも高く、どれもラーメン屋で出されるトッピングとは思えないくらい完成度が高いです。
ただし、特製トッピングに関してはラーメンのトッピングというよりかはラーメンとは別の品と捉えた方が良いかもしれません。
個人的な意見としては、ラーメンを食べに来たのに別の料理を食べているような感覚になってしまったというのがマイナスポイント。
また、量もそれなりに多いので、少食の方だとちょっとキツイと思います。
私もどちらかと言えば少食な方で、今回ラーメンとプラスして特製トッピングとガーリックご飯を頼んだのですが、体調が最高だったにも関わらずかなり厳しかったです。
といった感じで、特製中華そばに関しては、
・少食
・ラーメンだけを楽しみたい
といった方は、普通のラーメンに味玉やご飯ものを頼んだ方が幸せになれるかもしれません。
まぁ1度くらいは冒険して特製トッピングを頼んでみるのも全然アリだとは思いますが・・・
最後はちょっと批判的になってしまいましたが、ミシュラン1つ星ということもあって、ラーメン、トッピング共にラーメン屋とは思えないほど最高のクオリティだったのは事実です。
また、他には絶対に無いオリジナル製溢れるラーメンとなっているので、1度は食べに行く価値は全然あると思います。
私もまた近いうちに別のラーメンも食べてみたいです。