ラーメン大好きライザーです。
今回は「恵比寿にあるラーメン屋と言えばおおぜき中華そば店」というくらいには有名なおおぜき中華そば店の煮干そばを宅麺.comで頼んでみました!
店名の通り、煮干しラーメンをウリにしていて、煮干しの旨みがしっかりと効いていながらも苦みやエグみを一切感じない優しくスッキリとした口当たりのスープが特徴的です。
実際に私も宅麺で頼んで食べてみましたが、強烈な煮干し臭とは裏腹に繊細な煮干しスープの旨みが強く感じられました。
特に、「今まで煮干しがガツンと効いたセメント色の煮干しラーメンしか食べたことがない」という方は是非1度試してみてもらいたい一杯です。
おおぜき中華そば店 店舗情報
店名 | おおぜき中華そば店 |
住所 |
〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-9-4 |
電話番号 | 03-3780-3116 |
営業時間 | 【月〜土】11:00~15:00、17:00~22:00 【日・祝】11:00~14:00 |
定休日 | 無休 |
公式Twitter | https://twitter.com/ohzeki150309 |
口コミ レビュー
2021年11月現在、Googleの口コミは580件のレビューに対して☆3.7、ラーメンデータベースのポイントはレビュー896件に対して93.055ポイントでした。
恵比寿の超有名店ということもあって、口コミ・レビュー数共に多く、評価もラーメンデータベースに限っては90点越えとかなり高いです。
ただ、Googleの口コミに関しては有名店の割に評価が低めな気がします(普通の店でも4.0を割ることはあまり無い)。
まず、高評価の意見から見てみると、
「ビターな煮干醤油スープに甘い香味油とパツパツの麺が美味しい」
「ガツンと煮干しを感じられる(濃厚だが、ドロドロではなく塩味が強め)」
「雑味やエグ味は全く出さず、煮干し本来の味を楽しめる」
といった感じで、煮干しスープに関する高評価な意見がかなり多かったです。
逆に、低評価の意見としては、
「無化調なので後味もスッキリだが、ちょっとパンチ不足」
「ちょっとスープが少な目」
「いらっしゃませやありがとうございましたの言葉は無しもしくは小さすぎて聞こえない(接客態度が悪い)」
といったモノがGoogleの口コミで見受けられました。
ラーメンデータベースでの低評価の意見は「ちょっとスープが少な目」くらいであまり見られなかったです。
実際、宅麺で私が頼んだ際も、他のラーメンと比較してスープの量はかなり少なく感じました。
ラーメンの味に関しては、おおぜき中華そば店の煮干しそばは「動物系を一切使わない」とのことで、もしかしたらそれがパンチ不足や繋がっている可能性が高いです。
まぁこの辺は好みの問題かもしれません。
後、Googleの口コミに関しては特に接客に対する低評価の意見が多い印象を受けました。
ここにも書いた通り、「声が小さすぎて聞こえなかった」とか「話かけても無視される」とか「店員の態度が悪い」とか。
確かに、一般的なラーメン屋って声が大きなイメージがあると思いますが、私は別に大きな声で接客することを重要視する必要は無いと思っています。
実際、「接客に関して不満に思ってない」と書かれているGoogleの口コミも低評価の意見と同じくらい見られました。
なので、実際のところ接客の良し悪しについては分かりません。
ただ、こういった書き込みのあるお店に実際に私が訪れた際は特に何も感じないことが多いので、あまり気にする必要は無いかと思います。
おおぜき中華そば店の煮干そばを実際に作って食べてみた
ということで、実際にラーメンを調理してみました。
内容物は具入りスープと麺。
スープには鶏チャーシューが入っていました。
まず、鍋たっぷりのお湯でスープを温めます(スープは少量のお湯でも全然問題なし)。
スープを解凍する目安は15分とのことでしたが、10分程度でも問題なく解凍できました。
次に麺を茹でていきます。
麺も大きめの鍋でたっぷりのお湯を沸かして、その中に麺を投入。
今回はスープの袋と一緒の鍋で茹でましたが、なるべく鍋は2つ用意しておいた方が良いです。
後、スプーンを鍋の底に沈めておくと、麺を茹でる際の吹きこぼれ防止になるのでオススメ。
麺はカッチカチに凍っているので、ただ麺を投入した状態でそのまま放置してしまうとこのようにずっと塊のままになってしまいます。
なので、麺を茹でる際は箸やトングなどで軽くほぐしながら茹でてください。
ちなみに、茹で時間は表記だと と書かれていたので、今回は1分30秒ほど茹でて少し硬めに仕上げてみました。
そして、完成品がコチラ。
トッピングにネギを用意したのですが、最低限メンマとのりは欲しいところ(今回は家に無かったのでネギのみになってしまいました)
量に関しては他の宅麺で頼めるラーメンと比較すると少し少なめ。
そこだけが唯一のデメリット。
見た目はあまり煮干しっぽさはなく、実際スープの色もどちらかと言えば醤油寄りの色となっていました。
ただ、香りに関しては「正真正銘の超煮干し」で、煮干し独特の強烈な香りがします。
また、貝やイカを使った“かえし”を使っているということで、若干イカの香りも漂ってきます。
正直、香りだけはかなり好みが分かれそうです。
もちろん私は煮干しが大好きなのでこの香りも大好き。
ということで、早速この強烈な煮干し臭のするスープを飲んでみたのですが、臭いの割には後味がスッキリとしていました。
苦みやエグみも全く無く、かえしもそれなりにきいていますがそこまで強くなく、本当に煮干しの旨みだけを抽出したかのような奥深さを感じます。
スープは片口鰯・平子・鯵を水出ししてからゆっくりと煮出しているとのことで、それがエグみのないスッキリとした味わいに繋がっているのかもしれません
続いて麺をリフトアップ。
麺は中細のストレート麺で、ほど良いパツパツ感とツルツルとした喉越しが煮干しのスープがマッチしています。
余ったスープで煮干しおじやを作ってみよう!
後、今回白飯が無かったのでやりませんでしたが、おおぜき中華そば店の店主さんがオススメする「煮干しおじや」も食べてみたかったですね。
作り方はとても簡単。
余ったスープに白米を入れ、それらを手鍋に移して温める。
少し煮立ってきたら溶き卵を回し入れ、火を止める。器に移して、刻みのり、刻みネギを上から散らせば美味しい煮干しおじやの完成。
白飯が余っている方は是非試してみてください。
煮干しそば 評価
麺・・・中細のストレート麺で、ほど良いパツパツ感とツルツルとした喉越し。
スープ・・・強烈な煮干し臭とは裏腹に、味自体は苦みやエグみが全く無く、煮干しの旨みのみを抽出した感じ。旨みと深みを感じる。
鶏チャーシュー・・・厚めに切られており、しっとりとしつつも豚に負けないジューシーさとしっかりとした味付けで食べ応えがある。
トッピングはちょっと寂しいのでネギとメンマとのりは合った方が良いと思います。
煮干し本来の味を楽しめるガチの煮干しラーメン
ということで、おおぜき中華そば店の煮干そばを実際に作って食べてみました。
総評としては、一切の雑味なく、ホンモノの煮干しの旨みをしっかりと感じる一杯といった感じでした。
特に、今まで煮干しがガツンと効いたセメント系煮干しラーメンしか食べたことがないという方は是非1度試してみてもらいたいです。
もちろんラーメン凪のようなドロドロとしたこってり系煮干しも煮干しがガツンと効いていて良いのですが、スッキリとした味わいの煮干しラーメンも中々良い感じですね。
ただ、臭いはちょっと強烈なので煮干しがニガテな方だと厳しいかもしれません。
まぁでも煮干しラーメンの中では比較的食べやすい方なのでチャレンジしてみるのは全然アリだと思います。