ラーメン大好きライザーです。
今回は2021年10月27日にオープンした新店、鶯屋（うぐいすや）に行ってきました。
ちなみに私が今回訪れたのは2回目で、前回は塩ラーメンをいただきました。
鶯屋は九段下にある超人気ラーメン店八咫烏出身店主さんのお店。
八咫烏と同様、素材を活かした淡麗系の醤油ラーメンと塩ラーメンが看板メニューで、どちらもクオリティが高いです。
前回食べた塩ラーメンのレビュー記事↓
鶯屋 店舗情報
| 店名 | 鶯屋 |
| 住所 |
〒151-0064 東京都渋谷区上原1-33-12 チトセビル 101号 |
| 電話番号 | 03-6804-9996 |
| 営業時間 | 11:30～15:00 17:00～21:00 |
| 定休日 | 不明 |
| https://twitter.com/uguisu__ya |
祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩1分とかなり立地の良い場所にあります。
メニュー
口コミ レビュー
2022年5月時点で、Googleの口コミは36件のレビューに対して☆3.5、ラーメンデータベースのポイントはレビュー23件に対して84.772ポイント。
新店舗なのでレビュー件数はそこまで多くありませんが、オープン当時から比較して少しずつ増えてきました。
で、評価については、全体的には高評価が多かったです。
ただし、ラーメンデータベース・Googleの口コミともに低評価の意見もそこそこありました。
まず、高評価の意見としては、
「八咫烏の味をしっかりと引き継いでいる」
「盛り付けが美しい」
「スープも具材も完成度高い」
といった感じで、特にラーメンデータベースでは高評価の意見が多くみられました。
やはり有名店出身の店主さんが作っているということもあって、一定以上のクオリティは担保されています。
逆に、低評価の意見としては、
「スープがぬるい」
「価格が高い」
「スープの量が少ない」
といったモノが見受けられました。
スープについては普通に舌やけどするくらいには熱々だったのであまり気にしなくても良いです。
価格は塩そばや和え玉は妥当な価格だと思ったのですが、「特製」やご飯モノ、その他トッピング付きのラーメンについては個人的にも割高に感じました。
私もよく行く千歳船橋や経堂界隈のラーメン屋と比較してもかなり高めの値段設定なので、正直閉店してしまわないか心配なところはありますね。
後、スープの量に関しては確かに少なかったですね。
個人的にはもう少し多くても良かったと思いました。
賛否両論ありそうな味という意見が多くみられた
全体的には高評価な意見が多かったのですが、その高評価をしている方と低評価をしている方の中に「賛否両論ありそうな味」といった意見がかなり多く見受けられました。
確かに、スープは塩・醤油ともに甘めでごま油のような独特の風味があります。
また、麺は小麦感が強く、良い意味でも悪い意味でも粉っぽさや粘り気がありました。
正直、ラーメン全体で見てもかなり独特な一杯となっているので、賛否両論分かれるのも仕方ないのかもしれません。
ですが、決してマズイラーメンではないので、食べる価値は十分にあります。
鶯屋の塩ラーメンとネギ塩和え玉を実際に食べてみた
まずはラーメンから。
特製トッピングということもあって、見た目はかなり豪華。
盛り付けも立体的で美しいです。
アップにするとこんな感じ。
スープは透き通っていて、油の量はそこそこ多め。
とにかく、トッピングが積み木のように高く積まれているのが目を見張ります。
ということで、早速頂いてみました。
まず、スープは一切雑味の無いとにかく洗練されたスープで、完成度は中々高かったです。
動物系の出汁は一切使用していないとのことですが、個人的に物足りなさは一切感じませんでした。
味自体は魚介出汁感が強め、塩味はほどほど。
醤油の香りはしますが、醤油のキレはそこまで強くなかったです。
香りは醤油とごま油と柚子に似た良い香りがうまい具合に調和していて、どちらかというと香りで楽しむ系のラーメンといった印象を受けました。
全体的に甘さが際立つものの、スッキリとした味わいで最後までスープの味をしっかりと楽しめます。
塩ラーメンと同様、かなり個性的なスープでした。
ただ、出汁に動物系を使っていないため、人によっては出汁感が物足りないと感じる可能性もあるかもしれません。
で、そういった物足りなさを感じる場合は、個人的にネギ塩和え玉がオススメです。
ネギ塩はこってりとした味付けで、そのまま食べてもスープと一緒に混ぜても美味しいので是非頼んでみてください。
続いて麺をリフトアップ。
麺は菅野製麺製の中細ストレートで加水率低めの全粒粉麺。
加水率は低くめで硬めに茹でられていて、一般的な煮干しラーメンのようなパツパツ触感とは違い、噛むたびにモチモチとした粘り気のある触感が特徴的。
良い意味で粉っぽさがあり、小麦の風味をしっかりと感じられました。
スープとの相性はかなり良かったです。
そして〆のネギ玉チャーシュー丼。
どんぶり自体は通常の大きさなのですが、中々盛りがよく、体感和え玉よりも多いような気がします。
ネギ玉チャーシュー丼は、ネギ塩和え玉とは違い、全体的に味付けは控えめ。
チャーシューは細かく角切りにされていて、しっとりホロホロした肉もあれば、トロトロした肉もあるので味と触感の変化を楽しめます。
卵黄のコクもチャーシューとマッチしていて、スープをかけて雑炊風にして食べても美味しいです。
一応和え玉も丼モノもおすすめですが、個人的には和え玉の方がお腹に溜まりづらくてオススメかな？
特製醤油ラーメンの評価
麺・・・中細ストレートで加水率低めの全粒粉麺。加水率は低くめで硬めに茹でられていて、良い意味で粉っぽさもあるおかげでより小麦感をしっかりと感じられる。
スープ・・・魚介出汁と醤油が使用されていて、全体的に優しい味付け。甘さは強めだが、くどくなく最後の一滴までしっかりと楽しめる。香りが良い。
レアチャーシュー・・・しっとり柔らかでモチモチとした触感。噛む毎にじわじわと肉の旨味が溢れていく。
バラチャーシュー・・・ほどよい脂身と香ばしいさが良いアクセントになっている。
メンマ・・・ポリポリとした触感で、とにかく大きくて食べ応えがある。味染みは控えめ。
ワンタン・・・皮はツルツル、肉感しっかり。紫蘇の爽やかな香りも良い。
味玉・・・黄身の味が強調されているが、全体的にさっぱりとした味付け。
ネギ玉チャーシュー丼・・・チャーシューは細かく角切りになっていて、しっとりホロホロした部分とトロトロな部分のバランスが最高。
素材の味と香りを楽しめる醤油ラーメンが食べたい方にオススメ
ということで、鶯屋の特性醤油ラーメンとネギ玉チャーシューを食べてきました。
まず全体的なクオリティはそこそこ高め。
スープは全体的に甘めかつさっぱりとした味付けで、醤油と油の香りが調和しているのが高ポイント。
ただ、気のせいかもしれませんが、塩ラーメンと比較するとほんの少し全体的な旨味が弱めに感じました（醤油のキレがあまり感じられなかった？）。
ライザー もしかしたら、塩ラーメンと一緒に頼んだ和え玉が結構濃いめの味付けだったのが原因かもしれません
麺は小麦感がしっかりと感じられ、個人的にはかなり好きな味でした。
トッピングは特製というこもあってかなり豪華で色々盛られていたものの、全体的なバランスはとても良かったです。
ネギ玉チャーシュー丼は中々ボリューミーでチャーシューもいっぱい入っていてかなり食べ応えがありました。
醤油ラーメンのクオリティは全体的に高かったものの、個人的には塩ラーメンの方が好みだったので、まずは塩ラーメンから食べてもらいたいです。
