世田谷区の中心地で、区役所とか税務署といった諸々の手続きをする場所は全てあるので、個人的に世田谷区に住むんだったら経堂がオススメです。
今日はそんな経堂にある煮干しラーメンのお店にやってきました。
らぁめんや やしげる 店舗情報
駅からかなり近い場所にあるのですが、ラーメン屋の場所がちょっと分かりにくいです。
まず駅を出ると「経堂すずらん通り」っていうモニュメントがある道に入っていきます。
道なりにまっすぐ進んでいくとこの茶色いレンガっぽい建物があって、その奥にラーメン屋があります。
地図を見ると丁度ビルの端っこにあるので、そこの道に面しているのかなぁって回り道しそうなんですが、反対側には特に道路は無いので注意していください。
ちなみに上の写真の手前にある看板にらぁめんや やしげるのメニュー表があるんですが、メニュー表を撮ってくるのを忘れましたw
Googleの口コミは他のラーメン屋と比べるとちょっと少ないかなぁって感じがします。
ラーメンデータベースのポイントは2018年7月時点で83.077ポイントとレビューの数に比べると結構良い感じかなぁって思います。
で、今回私はやしげるで一番人気だと思われる焦がし煮干し味玉らぁめんと替え玉を頼みました!
追記:営業時間の変更
2021年12月、久しぶりにやしげるに行こうと思ったのですが、なんと平日の夜は全く営業していないとのことでした。
ネットではまだ夜営業もしているということになっているので注意してください。
実際に食べてみた
最初にスープを一口飲んでみると・・・煮干しがじわぁって来ましたね。
他の店と比べると「煮干しの味」っていうのはそこまで強くなくて、スープ自体も見た目の割にはそこまでしょっぱくなかったです。
ただ、スープを拡大してみると分かるんですが、結構魚の皮とか脂とかが入っているせいか、煮干しの香りはかなり強く感じました。
黒いモノが浮いていたり、ちょっと黄金色に光っているヤツが煮干しの一部ですね。
普通の煮干しラーメンと違うのは、煮干しって感じよりも煮干しを食べているような感じがします。
ラーメン全体が煮干し感たっぷりで、煮干しで出汁を取ったスープを飲んでいるっていうよりかは、焼き魚で出汁で取ったスープを飲んでいる感じがします。
これが多分焦がし煮干しってやつなんだと思います。
最初は埼玉の志木にある麺家うえだの焦がし正油みたいな「焦がし感」を想像していたんですが、このラーメンはほとんど焦がしっぽい香りも味もしませんでした。
まぁ考えてみればこのラーメンはあくまで焦がし煮干しラーメンであって、焦がし正油ラーメンではないのでスープ全体を焦がしてるわけじゃないんですよね。
だから最初食べた時焦がし感が弱いなぁって思っちゃいました(*_*;
で、煮干しを何で焦がすのかなぁって色々調べてみたんですが、どうやら煮干しを焦がすことでエグみをかなり抑えられるみたいです。
ちなみに煮干しを焦がす際は注文を受けるとその都度、中華鍋で「焦がし煮干しの油」を作っていて、常に「ジュ―」っていう油を焦がしている音がしていました。
そのできた油とスープを合わせてこのラーメンが完成します。
スープの表面がてかっていたのはこの焦がし煮干しの油のせいみたいですね。
らぁめんや やしげる 焦がし煮干しらーめんの評価
麺・・・ツルツルパツパツの低加水細麺。替え玉を頼んだ時にオンリー麺すすりをして小麦感が強くてかん水の臭さも全然なくてちゃんとしっかりブレンドされた麺を使っています。大成食品製の麺を使っているみたいです。
スープ・・・焦がし煮干しのオイリーな感じはするものの、全然油っこさは感じない。見た目の割に塩分は控えめで、その分魚の旨味を強く感じる気がする。
チャーシュー・・・厚切りだけど柔らかくて脂っぽさは感じない。味付け自体は控えめだけどスープに負けないくらい肉の旨みがしっかり出ている。旨い!!
メンマ・・・細切りのメンマ、っていうよりかは細切りのタケノコです。食べたらタケノコでした。コリコリした触感は味わえるもののやっぱりラーメンにはメンマが欲しいですね。
味玉・・・白身は固めというよりかは弾力がある感じで味がほんのり染みている。黄身の味はかなり濃い感じで良かったです。
その具材・・・たまねぎは煮干しの定番ですね。玉ねぎのシャキシャキ感と辛みが良い感じ。ほうれん草の香りも味もスープに調和している。
以前にも中華そば西川や煮干中華そば鈴蘭といった煮干しラーメンを食べてきましたが、やっぱり煮干しを焦がしている分香りも味も他の煮干しラーメンと比べると全然違うものに感じますね。
後、今回もチャーシューと味玉の感じが分かるようにちゃんと写真を撮ってきました(*^^)v
チャーシューの厚さは多分1cmくらいはあると思います。
ちょっとレアっぽい感じがしますね。
味玉は全体的に色が濃いですね。
それだけ味が染みてるってことです。
極め羽釜のごはんってなんだ?
お店に入って食券でラーメンを購入してカウンターに座った後に気付いたんですが、調理場の上に「羽釜のごはん」っていう文字が見えました。
羽釜っていうのはかまどにかけるときに釜の周りをぐるっと一周つばが付いているものを言います。
まぁそれは知っているんですが、驚いたのはその隣の文字なんですね。
この写真だとボケてて分からないんですが、そこには「象印の極め羽釜」って書いてあるんですよ。
象印!?
一瞬見た時びっくりしましたねw
普通何でごはん炊いてるとかって書かないもんなんですが、あえてそこは開示するみたいですΣ(・□・;)
ぶっちゃけ美味しいお水の産地を教えてくれた方が良いと思うんですけどねw
飲料としてのお水も大事ですが、ラーメン作りでも美味しいお水は重要ですからね。
カルピスを水道水で作るとクソマズイのと同じです。
話を戻して、象印の極め羽釜ってどんなやつだろうって調べてみたら・・・
象印 炊飯器 圧力IH式 南部鉄器極め羽釜 5.5合 プライムブラック NW-AS10-BZ
出てきましたw
他にも色々種類はあると思うんですが、どれもこれも5万円以上します。
高いものだと7万近くしますね。
いやぁめっちゃ高い!!
これだけ高いとどんなご飯ができるのかなぁと頼みたい感はあったんですが、替え玉を頼んでしまったせいでお腹いっぱいで頼むことができませんでした(T_T)
興味あったんですけどね、次回来た時にでも頼んでみます。
らぁめんや やしげる 焦がし煮干しらーめんの総評
全体的にラーメンの完成度は高いと思います。
煮干しを焦がした油でラーメン全体をコーティングしているのでラーメン全体のまとまっていて良い感じです。
特に一般的な煮干しラーメンみたいにガツンと煮干しをダイレクトに味わう感じじゃなくて、煮干しの旨味と香りを味わう感じが他の煮干しラーメンと違って良いですね。
トッピングに関しては特にチャーシューが個人的に良かったです。
レア特有の肉っぽさがありつつ、王道の柔らかく煮込まれたチャーシューの中間的な味はなかなか良かったです。
ただ、タケノコに関してはメンマ好きとしてはちょっと物足りなかったです(‘_’)
だからこのブログをもし店長さんが見ていたら、是非、是非美味しいメンマを導入してもらいたいですm(__)m
この辺は完全に好みになると思いますがw
後は、ラーメン全体の「焦がし感」が欲しいです。
私はラーメンの調理に関しては詳しくないのですが、もっと焦がし感の強いラーメンを開発してもらいたいなぁって思っています。
焦がし煮干しらーめん自体の完成度は高いんですが、それとは別に「焦がし感倍増!煮干しラーメン」みたいな感じでもっと「これは焦がしてるなぁ」って感じのラーメンを開発してもらいたいです。
ということで、今回らぁめんや やしげるで食べたラーメンは旨かったです!
特に変わった煮干しラーメンが食べたいって人にはオススメできますね。
後、他にも塩ラーメンとか辛みそラーメンとかあったので、次回はそちらを食べに行こうかと思います。