釜玉中華そば ナポレオン軒の釜玉中華そばを食べてみた【ラーメンレビュー】

ラーメン大好きライザーです。

今回は最近関東を中心に店舗展開をしている『釜玉中華そば ナポレオン軒』行ってきました。

『釜玉中華そば ナポレオン軒』は『つけめんTETSU』や『伊蔵八』を手掛けるラーメン界のレジェンド・小宮一哲が手掛けるまぜそば専門店(厳密に言うと釜玉中華そば)。

ちなみに、「製麺所では作れない麺を自分たちで作りたい」という思いから試行錯誤の末、完成した麺はラーメンやつけ麺では勿体ないと思い、釜玉中華そばにしたとのこと。

とにかく麺にこだわりがあるとのことで、実際に食べてみるのが楽しみです。

釜玉中華そば ナポレオン軒 店舗情報

店名 釜玉中華そば ナポレオン軒 祖師ヶ谷大蔵店
住所

〒157-0073 東京都世田谷区砧8-6-27

電話番号 不明
営業時間 昼:11:00~15:00
夜:17:00~21:00
定休日 無休
Instagram https://www.instagram.com/napoleon_toritsudai/

平日夜18時頃来店。

並び一切なしだったが、お客さんはちょくちょく入ってきた。

メニュー

「釜玉中華そば」がメインで、他に「辛ネギ釜玉中華そば」「中華そば」の合計:3種類がグランドメニュー。

また、それぞれに“リッチ”という特製トッピングもあります。

卓上調味料はかなり充実していて、左上から「椎茸酢」「釜玉醤油」「バカニラ」「ラー油」「粉チーズ」「刻みにんにく」「刻みしょうが」「揚げねぎ」

更に「ブラックペッパー」「ホワイトペーパー」「柚子七味」「ごま」「きくらげ」の合計:13個もの卓上調味料が置いてありました。

私は様々なラーメンを食べてきましたが、こんなにも卓上調味料が豊富なお店は滅多にありません。

比較的卓上調味料が豊富な豚骨ラーメンや、家系ラーメン店よりも多いですね。

カウンターにはライスと替え玉の勧め、公式LINEアカウントなど色々と貼ってありました。

口コミ レビュー

2024年6月時点で、Googleの口コミは16件のレビューに対して☆4.3、ラーメンデータベースのポイントはレビュー6件に対して86.367ポイント。

オープンしたばかりなので件数は少ないものの、評価はかなり高め。

釜玉中華そば ナポレオン軒の釜玉中華そばを食べてみた

今回はリッチ釜玉中華そば並(840円)と、替え玉(180円)、小ライス(150円)合計:1,170円頼みました。

これだけ頼んで1,000円ちょっとなのはかなりコスパが良いですね。

ちなみに、リッチにするとメンマとチャーシューがトッピングされます。

まぁリッチとは言っても、見た目は結構シンプルですね。

ということで、早速グチャグチャにかき混ぜていただいてみました。

まず、麺は平打ちの太麺で、ツルツルと滑らかな舌触り。

モチモチと食べごたえのある食感で、噛むごとに小麦の香りをしっかりと感じられます。

麺にはかなりこだわっているということもあって、中々美味しかったです。

かえしは生卵のおかげてまろやかになり、鶏油や背脂も相まって全体的に甘めで優しい味わい。

デフォルトの状態でも物足りなさは感じませんが、味付け自体は超絶シンプルなので、何かしらでカスタマイズしたいところ。

ということで、卓上調味料を色々使ってみました。

にんにくや胡椒を入れるとパンチが生まれジャンキーな味わいに。

揚げネギとカリカリとした食感と、きくらげのコリコリとした食感は、釜玉中華そばの良いアクセントになります。

っていうか揚げネギときくらげは卓上調味料として置いて良いのか不安になるレベルでしっかりとしていました。

卓上の椎茸酢もグアニル酸の旨味たっぷりで、一回しするだけで印象がガラリと変わり、よりまろやかさに拍車がかかります。

逆に、釜玉醤油は一回しかけるとパキッと醤油の風味と塩味が尖って、濃い味好きの方には最高の一杯に。

そして、釜玉中華そばの残ったタレを使って、さらに美味しい料理を作り上げていきます!

まず、濃厚煮干し出汁の効いた替え玉。

大きさは茶碗1杯分程度で、替え玉というよりかはミニラーメンに近いかも。

麺は細ストレートのパツパツとした麺で、いかにも煮干しラーメンの麺といった感じ。

スープは完全にかえしがちょっと弱めの煮干しラーメンの味で、煮干し特有の香りとビターな味わいがあります。

そのまますすって食べても十分美味しいですし、釜玉中華そばの余ったタレと合わせると完全に濃厚な煮干しラーメンに早変わり。

余ったタレが旨味を補強して、これはもう完全に煮干しラーメンと言っても過言ではありません。

っていうか「今まで食べてた釜玉中華そばはどこいった?」っていうくらい印象がガラリと変わりますね。

最後に、まぜそばの〆として定番の小ライスの紹介。

もちろん、旨味が凝縮された釜玉中華そばの余ったタレとの相性はバッチリ。

私は色々な調味料を入れたので、かなりジャンキーな味わいで、だからこそライスとの相性は最高ですね。

後、替え玉のスープにもライスを浸してみたのですが、まぁ合わないわけがないですね。

リッチ釜玉中華そばの評価

麺・・・平打ちの太麺で、ツルツルもちもちとした食感。噛むごとに小麦の風味を感じられる。

タレ・・・生卵、鶏油、背脂も相まって全体的に優しく甘めな味わい。

チャーシュー・・・味染みはほどほどで醤油の味、分厚くカットされているが、食感はかなり柔らか。しっとりとした部分とホロホロとした部分がある。

メンマ・・・程よくコリコリ感を残した柔らかメンマ。

1度で何度も美味しい変幻自在のまぜそば

ということで、釜玉中華そば ナポレオン軒の釜玉中華そばを食べてみました。

まず、まぜそばとしてのクオリティは高かったです。

全体的に甘めで優しい味わいのシンプルなまぜそばで、中華そばらしく老若男女に愛される味だと思います。

後、“大”でも1,000円以下というコスパの高さ良かったですね。

っていうかまぜそば云々よりも、豊富な卓上調味料と替え玉に驚きました。

卓上調味料は13種類とこのご時世こんなに無料で提供して良いのか心配になるレベル。

組み合わせはなんと脅威の8,187通り(計算間違ってたらすみません)。

濃厚な煮干し出汁の効いた替え玉も、余ったタレと混ぜ合わせることで、濃厚な煮干しラーメンに早変わり。

完全に替え玉の域を越えています。

そのおかげで、自分の好みにまぜそばをカスタマイズできるのが、釜玉中華そば ナポレオン軒最大のメリットと言えるでしょう。

釜玉中華そば ナポレオン軒は現在多店舗展開しているとのことで、興味のある方はぜひ最寄りの店舗に行って、自分好みの味にカスタマイズしてほしいです。