ラーメン大好きライザーです。
今回は、下北沢にある貝麺みかわに行ってきました!
貝麺みかわは2021年4月にオープンした比較的新しいラーメン店なのですが、いつも行列が絶えないくらい人気があるみたいです。
店名の通り、主に貝出汁をベースとした牛骨とのWスープのラーメンを提供していて、看板メニューの中華そばは醤油と塩共に同じくらい頼まれています。
私は塩を頼んだのですが、貝出汁と牛骨の旨みが効いたスープはもちろんのこと、麺やスープ、トッピング全てが完全に調和していて美味しかったです。
ちなみに、店主さんは福岡でホテルの和食料理長をやっていたとのこと。
そりゃ美味いわけだ
余談ですが、私は大学時代ラーメンを食べによく下北沢に行ってました。
ただ、当時はブログをやってなかったので、写真は撮ってあるものの記事は全く書いてなかったです。
当時食べていたラーメンがしっかりと記録できていなくてとても残念・・・
これからはちょくちょく下北沢のラーメンも再度開拓していきたいと思います。
貝麺みかわ 店舗情報
店名 | 貝麺みかわ |
住所 |
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-25-4 |
電話番号 | 03-6407-8038 |
営業時間 | 昼 11:00〜15:30 夜 17:00~20:00 ※コロナウイルスの影響で営業時間が短縮されています。 |
定休日 | 無休 |
公式Twitter | https://twitter.com/kaimenmikawa |
今回訪れたのは火曜日の18時頃。
並びは全くなく、前客は3人でした。
店内は7席のみのカウンターでただでさえ手狭にもかかわらず、パーティションのせいでさらに窮屈に感じます。
ぶっちゃけパーティションの意味あまりなさそうなくらいには手狭です。
メニュー
券売機に描かれている貝のマークが多ければ多いほど“貝感”をしっかりと感じられるみたいです。
貝出汁が好きな方は貝麺(貝白湯)が良いかもしれません
卓上調味料は特にありませんでした。
パーティションには「当店のこだわり」について書かれています。
とてもこだわりが伝わってきます(小並感)。
口コミ レビュー
2021年9月現在、Googleの口コミは75件のレビューに対して☆4.3、ラーメンデータベースのポイントはレビュー33件に対して87.486ポイントでした。
Google、ラーメンデータベース共にレビューの件数は少ないのですが、かなり評価は高めです。
まず、高評価の意見から紹介していくと、「ラーメンの完成度が高い」これに尽きます。
とにかく、ラーメンの完成度に対する評価がかなり見受けられました。
例えば、
「滑らかでモチモチした平打ち麺がスープと相性抜群」
「チャーシューは素材の旨味を感じられる」
「スープ、麺、トッピングいずれも上質で期待を裏切らない」
といった感じで、とにかくラーメンに対する高評価が非常に多かったです。
低評価の意見については、私が探した限りだと「店の狭さ」以外には特に見受けられませんでした。
強いて言うなら「ラーメンの量に対して値段はちょい高めかな?」と思うくらい。
ただ、都内のラーメン屋としては平均的な価格設定なので低評価というほどでもないです。
貝麺みかわの中華そば 塩を実際に食べてみた
麺大盛りでトッピングに味玉を付けました。
アップにしてみるとこんな感じ。
チャーシューはデフォルトで「豚肩ロース」「鶏むね」「豚バラ」の3種類(合計4枚)が付いています。
そして、トッピングのネギとアーリーレッドもあって見た目は華やかです。
スープも麺がハッキリと見えるくらいには透き通っています。
ということで、早速スープからいただいてみました。
まず、スープにはあさり、帆立、蛤の3種類の貝と牛骨が使われています。
あさり、帆立、蛤の出汁はどれもしっかりと旨みが効いていますが、それぞれのバランスが絶妙でどれかが弱かったり強かったりということは全くありません。
牛骨に関しては動物系の補強といった具合で、ほのかに旨みと香りが感じられます。
中華そば 塩に関しては、あくまで主役は貝出汁といった感じです。
続いて麺をリフトアップ。
麺を引っ張り上げるのと同時に貝出汁の良い香りも引っ張り上げてくれます。
特に、ホタテの香りが分かりやすいかな?
香りだけでも中々楽しめますね。
もちろん、麺も中々のクオリティ。
麺は平打ちの中太麺で茹で加減は丁度良く、ツルツルとした舌触りとモチモチとした触感が楽しい。
良い意味でほどよくぬめりがあり、スープをよく絡めてくれます。
トッピングの少し辛みのあるアーリーレッドとも相性がよく、麺と一緒に食べると変化を与えてくれる。
ネギや玉ねぎは添え物としてのイメージが強いが、この塩ラーメンに関して言えば良い感じでしっかりと溶け込んでいるように感じました。
中華そば 塩の評価
麺・・・平打ちの中太麺でツルツルとした舌触りとモチモチとした触感が特徴。スープもしっかりと絡めてくれる。
スープ・・・あさり、帆立、蛤がベースに牛骨の旨みが合わさった白湯スープ。貝出汁の旨みがしっかりと引き出されたクオリティの高いスープ。
豚肩ロース(左)・・・しっとりとした触感で味染みは控えめ。豚本来の味を楽しめる。
鶏むね(中央)・・・しっとりとした触感で味染みは最低限。鶏そのものの味を楽しめる。
豚ばら(右)・・・しっかりとした肉感があり、脂身もほどよくジューシー。
チャーシューは全て薄切りでとても食べやすかったです。
味玉・・・味染みはかなり抑えられており、卵本来の味にかなり近く、黄身本来の香りがほのかに伝わる。
個人的にはもっと出汁感の強い味玉が好みだが、これはこれでアリかな?
ちなみに、卵は奥久慈の卵を使っているっぽいです(店内に奥久慈卵の段ボール箱が置いてあった)。
貝麺みかわ 中華そば 塩の総評
ということで、貝麺みかわの中華そば 塩を食べてみました。
総評としては全体的にバランスがよく、かなり完成度が高かったです。
個人的に凄いなぁと思ったのは、邪魔なモノが一切入っていない点。
普通だと彩りのためだけに添えてあったり(もちろん彩りが大切なのは十分承知しています)、上手く麺やスープに馴染んでいないトッピングが少なからずあります。
ですが、中華そば 塩に関してはネギもアーリーレッドもチャーシューも全てが一体となっていてとても美味しかったです。
今は多少の行列、運が良ければ並び一切なしで入店できるのですが、多分1~2年もすれば行列ができてしまうような気がします。
店主さんには悪いのですが、個人的にはこのままひっそりと行列を作らずに食べられることを祈っていますw
といった感じで、ラーメン自体のクオリティはかなり高かったのですが、全てが全て完璧だったというわけではありません。
強いて言うなら個人的にはメンマが大好きなのでメンマが欲しいのと、味玉の味付けをもう少し濃い目にしてもらった方が好みでした。
まぁこの辺は本当に好みの問題なので、特別この塩ラーメンが悪いというわけでは無いのですがw
少なくとも、「美味しい貝出汁のラーメンが食べたい」という方は絶対に行った方が良いと思うくらいには個人的にオススメしたい一杯です。
ということで、私は次回訪れる際は貝出汁を最大限使用した貝白湯や、日替わりのご飯ものを頼みたいと思います。