四谷三丁目:京紫灯花繚乱の京都醤油らぁめんを食べてみた【ラーメンレビュー】

ラーメン大好きライザーさんです。

この辺りは美味しいラーメン屋さんが色々ある地域で、有名どころだと一条流がんこラーメン、麺庵ちとせ、鯛塩そば 灯花等があります。

まぁどの店も曙橋っていう駅が最寄り駅なんですけど、四谷三丁目までは徒歩10分くらいしかかかりませんから。

何なら四谷三丁目も新宿三丁目駅から徒歩20分くらいで着いちゃいますからね。

頑張れば新宿から徒歩でここまでこれちゃいます。

京紫灯花繚乱(きょうむらさきとうかりょうらん) 店舗情報

公式ホームページ:http://ramen-toka.com/

Googleの口コミは2018年7月6日時点で3.7、ラーメンデータベースも87.456ポイントと結構高いですし、レビューも結構多いですね。

このお店は先ほど言った有名店の鯛塩そば 灯花と同じ系列の店で、店の看板には「京都醤油ラーメン灯花繚乱」って書いてあるんですが、紫色の看板に書いてある「京紫灯花繚乱」の方が正式名称らしいです。

メニューはかなり豊富で、夏季は冷やし中華もやっているみたいですね。

だから山椒を置いているのかもしれません。

このお店の看板メニューは【京山椒薫る】担々麺ってやつと【昔懐かしい】京都醤油らぁ麺の2つらしいんですが、店内は担々麺と新発売の京都鶏白湯を頼んでいる人ばかりでした。

その中でも担々麺が多かったので私も担々麺を頼もうかなぁって思ったんですが、もう辛いラーメンは当分いいやっていう感情が強かったので私は【昔懐かしい】京都醤油らぁ麺にトッピングで味玉を頼みました。

実際に食べてみた

見た目はシンプルで昔ながらって感じがしますね。

スープ全体を油が覆っていて膜を貼っています。

ということで早速スープを一口・・・

んん!?脂がめっちゃスープに絡みつく!!そしてほどよいしょっぱさ!!

これは私が大好きな醤油らーめんですねぇ。

でも昔ながらって言われたら正直「うーん」って感じですw

確かに昔からよくある醤油ラーメンっぽい見た目なんですけど味は昔ながらのかえしが効いた大味なしょっぱさっていうよりかは脂とスープが上手い具合に調和した洗練されたスープって感じです。

後、卓上には定番の胡椒とは別に唐辛子、山椒、カレー粉なんかもありました。

そういえば京都ではラーメンとかうどんとかにも山椒をかけるとかっていうのを秘密のケンミンショーで見たことがありますね。

だから京都のラーメン屋とかうどん屋に行くと必ず山椒が置いてあるとか。

最初担々麺のために山椒を置いているのかなぁって思ったんですけど多分京都の人が山椒を良く使うからこそ置いているのかなぁって思います。

ということで、私も京都人に肖って醤油ラーメンに山椒を入れて食べてみました。

一度すすってみると分かるんですが、これはやみつきになります。

醤油ラーメンと山椒はめっちゃくちゃ合います!!

山椒の香りとスープの風味が上手い具合に調和していて良い感じでよりラーメンを楽しめます。

ただ、山椒が合うのはこのラーメンだからこそかもしれません。

今まで私が食べた

京都醤油らぁめんの評価

麺・・・中細ストレート麺で、コシが強い。脂多めのスープによく合う

スープ・・・けっこうしょっぱめだけど京都の醤油ラーメンに比べると控えめで、普通に飲める。脂と醤油感が強めで個人的に結構好き。

チャーシュー・・・噛まなくても舌先でほぐれるくらいには柔らかめ。味染みは控えめだけどスープがしょっぱいので丁度良い。肉の味もしっかり引き出されている。

メンマ・・・太めのメンマで味染みはそこまで強くないもののメンマ感はかなりある。個人的にもっとしょっぱくても良かったかなぁって思う。

ネギ・・・このラーメンはネギがかなり良い感じで、麺、スープとかなりマッチしています。ネギのシャキシャキ感、ネギ独特の風味が合ってます。

味玉・・・白身は固めで弾力があって出汁の味が濃いめ 香りも結構強くてしょっぱいスープにも全然負けていない。

ちなみに味玉の断面はこんな感じです。

ラーメンの全体的な完成度はかなり高いと思います。

特にスープと麺の組み合わせはかなり私好みで近くに出来てほしいレベルで良かったです。

このラーメンだったら毎日食べても飽きませんね。

それくらい良かったです。

ただ、京都らーめんと謳っている割には、本場京都の第一旭や新福菜館に比べるとしょっぱさは控えめで上品です。(それでも普通の醤油ラーメン並みにはしょっぱい)

後、昔ながらという点もそんなに昔ながらっぽさは無いかなぁって思います。

私は昔ながらの中華そばっていうと

・黄色い縮れ麺(中細か中太)

・醤油(かえし)が強くてしょっぱめで脂感はそんなにない

・具はメンマ、チャーシュー、ネギは必須、味玉、ナルトがあるとなおよし

っていうイメージがあって、それと比べるとこのラーメンは、麺もストレートで白いですし油感は結構ありますし。

昔ながらっていうよりかはむしろ最近の鶏油とかかえしとかうまく使って深い味わいがある最近のラーメンって感じがします。

まぁこの辺は正直ラーメンが旨ければどーでも良い話なんですがw

京都醤油らぁめんの総評

ラーメンの完成度は全体的にかなり高いと思いました。

スープの油加減と醤油のしょっぱさが個人的にはとても良かったです。

ただ、厳しいことを言うとインパクトにはちょっと欠けるのかなぁって思います。

だからこその比較的新しさがある鶏白湯と担々麺なのかもしれません。

でも、卓上調味料で山椒があったのはかなり良かったですね。

山椒のお陰で普通の美味しい醤油ラーメンがより美味しい醤油ラーメンで東京在住の私にとってかなり新鮮に感じました。

インパクトに欠けるとは言ったもののラーメンのクオリティ自体は普通に高いですし、「醤油ラーメンに山椒?」って思うかもしれませんが、醤油ラーメンに山椒はめちゃくちゃ合うので是非チャレンジしてもらいたいです。

私はまた機会があれば担々麺とか鳥白湯ラーメンとか食べてみたいですし、同じ系列店にもお邪魔したいなぁって思います。