ラーメン大好きライザーです。
今回は新宿にあるミシュラン1つ星の超有名ラーメン店、SOBAHOUSE 金色不如帰に行ってきました!
この店は2年ほど前にも行ったことがあり、当時はコロナ前だったということもあって外国人がいっぱいで開店前でも大行列。
平日夜、開店20分前に訪れた際も1時間近く並びました。
ですが、今日訪れた際はコロナ禍だったということもあって、全く同じ時間帯で開店20分前だったにもかかわらず並びは一切なし。
つまりは私が1番乗りだったということです。
ミシュラン1つ星の店に全く並び無しで入れるとか正直ありがたい。
もちろん並びは無くてもラーメンの味に関しては一級品です。
正直、今回食べた塩そばに関しては「塩ラーメンというカテゴリーとして同列に扱って良いのか?」っていうくらいには普通の塩ラーメンからは逸脱していました。
それくらい他の塩ラーメンとは比較にならないくらいめっちゃくちゃ美味かったです。
ちなみに、前回訪れた際は夜限定の鴨脂と蛤の醤油を食べました↓
これもめっちゃくちゃ美味しかったです。
SOBAHOUSE 金色不如帰 店舗情報
店名 | SOBAHOUSE 金色不如帰新宿御苑本店 |
住所 |
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-4-1 第22宮庭マンション1F 105 |
電話番号 | 03-5315-4733 |
営業時間 | 月~金11:00〜15:00、18:00〜20:00 ※コロナウイルスの影響で営業時間が短縮されている場合があります |
定休日 | 土曜・日曜(臨時休業、最新の営業時間はTwitterで確認して下さい) |
公式サイト | https://sobahousekonjikihototogisu.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/ptwgqjbfwgjw |
※公式サイトにて冷凍ラーメンの通販もやっています。
メニュー
メニューの写真は撮れませんでしたが、公式サイトに全て載っているので詳しくは下記URLを確認してみてください。
卓上調味料は、一味唐辛子、胡椒、酢が置いてありました。
それとラーメンのこだわりについて書かれていたメニューが置いてあったので、今回もラーメンが来るまでずっと読んでいました。
口コミ レビュー
2021年6月時点での、Googleの口コミは1413件で☆4.1、ラーメンデータベースはレビュー245件で98.637ポイントでした。
前回訪れた時よりも評価がかなり上がっています。
レビューの件数も上がって評価が高くなったということは、それだけ美味しいラーメンを提供できているということです。
流石ミシュラン1つ星を取っているだけはありますね。
ちなみにミシュランガイド東京 2021で星を獲得しているラーメン店は、新宿の金色不如帰と大塚の鳴龍の2店舗のみです。
また、金色不如帰は2019年から3年連続ミシュラン1つ星を獲得しています(星獲得前はビブグルマンに掲載されていました)。
もちろん実際のレビューに関しても基本的には高評価の意見が多く、低評価の意見はほとんど見受けられませんでした。
一部低評価の意見を抜粋すると、
「幡ヶ谷時代の方が魚介が効いていた」
「色々なソースを使いすぎて複雑な味わいになっていた(もっとシンプルなのが良い)」
「コロナ禍ということもあって重苦しい雰囲気に包まれている」
といった感じです。
私は幡ヶ谷時代の時は知らないのですが、確かに今の塩ラーメンは蛤の主張がかなり大きく、鯛出汁は蛤の土台(旨みの補強)になっている感じはありますね。
後は、ポルチーニデュクセルとかインカベリーソースとか、そういったソースを使いすぎて味がぼやけているという意見もありました。
私が食べた時はそこまで味がぼやけた印象は感じられませんでしたが、味変用のソースを1つ絞ってみるというのも良いと思います。
その方がハッキリとその素材の味を感じやすく、それと同時に理解しやすいですから。
やはり接客対応に関しては難アリかも
前回訪れた際に接客対応に関して少し雑な印象を受けましたが、今回はお客さんが少なかったということもあって目立って接客対応の悪さは感じませんでした。
ただし、今回は突然後ろから丼が来たり、食べ終わって席を立った時に「ありがとうございました」という声が聞き取れなかったということがありました。
私が気づかなかっただけだったら申し訳ありません
まぁコロナ禍ということもありますし、一応席を立った時にお辞儀はしてくれたので別に良いのですが、少し寂しさを感じました。
私もラーメン屋で食べた時はほぼ必ず「ごちそうさまでした」と言うようにしているのですが、今回は雰囲気に飲まれてしまい言うことができなかったです。
といった感じで、接客対応に関しては人によってはマイナスなイメージを持たれるかもしれないので、この辺は改善できたら良いのになぁとは思いました。
ちなみに、私はここまで接客対応に関してマイナスなことばかり書いてきましたが、個人的にはその辺全く気にしないタイプだったりしますw
雰囲気とかも某家系ラーメン店のように店内で怒号(定員を叱るなど)が飛び交わない限り全く気にしませんから。
SOBAHOUSE 金色不如帰で真鯛と蛤の塩そばを実際に食べてみた
開店してから5分足らずでラーメンが提供されました。
塩そばに関しても醤油と同様、見た目がシンプルでとても美しいです。
味玉は追加でトッピングしました。
アップにしてみるとこんな感じ。
トッピングはかなり特殊で味玉、穂先メンマ、ネギ、肩ロースはまぁあるとして。
ネギの上に乗っかっているのは「パンチェッタベーコンビッツ」という塩気の効いたベーコン。
肩ロースの上に乗っているバラチャーシューは「レアルベジョータ」というかなり希少なチャーシューみたいです。
そして、特に目を引くのはチャーシューと穂先メンマに乗っかっている2種類のソース。
茶色いソースはポルチーニデュクセルというソースで、ポルチーニ茸の芳醇な香りと旨みが特徴的。
黒いソースはインカベリーソースで、食用ほおずきを使用したフルーツのような甘みと酸味があります。
スープは蛤と鯛を使った魚介オンリーのスープで、ほんのりトリュフの香り。
更にトッピングも相まっていかにもスペイン料理といった感じで中々面白いですね。
ただ、スープの見た目に反して塩気は比較的強めで、蛤の出汁がガツンと効いていて結構パンチのあって驚きました。
後、この塩スープなんですけど、地味に動物系を一切使っていないっていうところがめちゃくちゃ凄いです。
ラーメンってあっさりだろうがこってりだろうが旨みを補強するために必ずと言って良いほど動物系の出汁を取ります。
あっさり系だと鶏、こってり系だと豚が多いかな?
ちなみに、動物系の出汁や脂を使っていないラーメンは旨みの土台が無いので物足りなさを感じるのですが、この塩そばに関しては一切そんなことはありませんでした。
続いて麺をリフトアップ。
麺は全粒粉の中細ストレート麺で、人気ラーメン店で愛用されている三河屋製麺特注の麺みたいです。
「春よ恋」という北海道小麦を主体に6種類の道産小麦が使用されていて、ツルツルとした喉越し、柔らかく茹でられていて噛むとモッチリとしていて小麦感もしっかりと味わえます。
そして、今回も頼んでしまった肉飯。
肉とニンニクチップがかかっていて、見た目は結構ワイルドなのですが、味自体はそこまで強くなく、ほんのりタレの味が効いてるくらいです。
なので、肉飯を食べる際はこのようにスープをかけてお茶漬け風にして食べるのがオススメ!
何ならスープをかけて食べることを前提に設計されてるんじゃないかってくらいには相性バッチリです。
蛤の出汁が効いたお茶漬けを食べているような感覚で、めっちゃくちゃ美味い!!!!
鴨脂と蛤の醤油の評価
麺・・・三河屋製麺の全粒粉の中細ストレート麺で、つるっとしたのど越し、ほどよくコシもありモチモチとした触感を楽しめる。
スープ・・・蛤のガツンと効いた出汁とほんのりと鯛の旨味が合わさった動物系を一切使用していない繊細なスープ。もちろん魚の臭みは一切感じません。
レアルベジョータ(豚バラ)・・・とにかく脂身が美味い!ちなみに日本ではここでしか食べられないらしい。
SPFナチュラルポーク(肩ロース)・・・モチモチとした触感で肉の旨味をしっかりと感じる。
穂先メンマ・・・シャキシャキとした触感で、メンマの風味もしっかり残っている。
味玉・・・黄身の味は濃く出ているが、味染みは最低限。白身はプリプリとした触感。
肉飯・・・パンチのある見た目だが、味付けは控えめ。スープとの相性が抜群に良い。
SOBAHOUSE 金色不如帰:真鯛と蛤の塩そば 総評
ということで、ミシュラン1つ星のSOBAHOUSE 金色不如帰で真鯛と蛤の塩そばを食べてみました。
取り敢えず、ラーメンの味に関しては文句無しっていうか今まで食べてきた塩ラーメンの中ではトップクラスに美味しかったです。
何なら「塩ラーメンというカテゴリーとして同列に扱って良いのか?」っていうくらいには普通の塩ラーメンとは別格でした。
とにかく素材にこだわりすぎですね。
これでもかってくらいには蛤を効かせたり、トリュフオイルを使ったり、トッピングも希少価値の高い豚バラを使ったりようわからんソース使ったり・・・もうヤバい。
これで900円とかコスパ高すぎます。
新宿に行ったら醤油でも塩でもつけ麺でも何でも良いので絶対に食べた方が良いです。
それくらいオススメ。
※公式サイトにて冷凍ラーメンの通販もやっています。